愛知学生会館からのメッセージ

館長からのメッセージ

愛知学生会館館長松冨拓見

当寮は「東京で学ぶ愛知県出身の若者が学を修め人格を陶冶して日本の未来を担う人物となるために」との熱い想いで尾張出身の在京有志が今から140年前に設けた寄宿舎をルーツとします。

東京都には郷土出身の大学生を対象とする35道府県の学生寮のほか、アパートや学生マンション、大学運営寮など多様な住施設があります。

大学生活をそのどこでどのように過ごすかは大事な選択です。通学に至便、食事付き、安い家賃といった利便性や経済性は勿論大事ですが自分の生活スタイルや価値観との適合性も大事です。

例えば学生時代は好きな時に寝て起きて身なりも生活様式も周囲に規制されず自分本位で過ごしたいと考えている人に当寮は満足を提供できません。

チャーチルほか歴代首相の7割を輩出してきた英国パブリック・スクールの厳しさには及びませんが当寮にも規律と当番制があります。

古今東西、人を育てようとする学び舎や寄宿舎には規律があります。規律は自由を縛り個性を潰すものではなくその先により大きな自由とうわべでない真の個性を育み更には忍耐心をも養うと考えるからです。

とはいえ固苦しさと当寮は全く無縁です。事前の会館見学で自分の眼と耳で是非確かめてください。礼節を尊ぶ明るく爽やかな学生の集まりです。多様な価値観との出会いを通して自らを高め生涯の友を得たいと望む人に当寮は格好の場だと自負しています。

館生からのメッセージ

愛知学生会館 令和2年度自治会長
東京大学工学部4年坂部 圭哉
(私立海陽中等教育学校卒)

愛知学生会館のHPをご覧いただき、ありがとうございます。

自治会長の坂部圭哉です。現在大学3年生で、1年生の4月から愛知学生会館で生活しています。愛知学生会館について、現役館生を代表してご紹介します。

愛知学生会館の特色は「環境・規律・友人」の3つだと感じています。

まず会館には、大学生活に最適な「環境」が整っています。茗荷谷駅から徒歩5分という好立地に、朝夕2食の食事付きといった恵まれた環境は、目標に向かって努力できる素晴らしい環境になるでしょう。私も将来研究者を目指しているのですが、 多くの時間をゼミや勉強に割くことができ、非常に有り難く感じます。

また会館には守らなければならない様々な「規律」があります。時間に少しでも遅れたらこっぴどく叱られたり、どんなに遠くからでも必ず挨拶をしたりといったことに対して、少し厳しすぎると思うかもしれません。しかしこのような生活を毎日送ることで、社会人として必要最低限の礼儀が自然と身につくのです。実際に卒館された先輩方も「愛知学生会館で学んだことは凄く役に立った」と口を揃えて言います。

しかし、会館を語る上で何よりも欠かせないものが、4年間を共に過ごす「友人」です。会館では、会館行事をはじめとした、館生の仲を深める様々な仕組みを用意しています。入館したての頃は知らない人ばかりで寂しい思いをするかもしれませんが、毎日を共に過ごす中で、同級生はかけがえのない親友になっていくはずで す。もちろん楽しいことだけではなく、時にはぶつかり合ったりすることもあるでしょう。しかしそのような経験は、寮という環境でなければなかなか味わえないものです。私も会館で夜遅くまで心の内を語り合う時間が、大学生活の中で最も好きな時間です。

目標に向かって精一杯努力したい人、社会に出る前に自分を高めたい人、そして何より、友人とぶつかり合ったり笑い合ったりする大学生活を送りたい皆さんにとって、愛知学生会館はぴったりの場です。皆さんと愛知学生会館で出会える日を心より楽しみにしています。

OBからのメッセージ

月尾 嘉男(昭和40年卒)東京大学名誉教授

日本社会の特徴は、知人や友人が大切であるという一言に象徴されます。愛知県学生寮の真価はここにあります。

学校も分野も異質で、しかも出身高校も相違しているという社会での4年の経験は、人生も後半になるほど光輝が増大してきます。

その恩恵を享受した私達が後輩にもその特典を保証することは義務であるといえます。

犬飼 俊久(昭和42年卒)元 東海ラジオ放送(株)常務取締役

愛知寮での4年間は実に居心地の良い年月でした。野球好きな寮生と野球同好会を作り、他県学生寮との試合を行ったり、夜更けまで酒を飲みながら語り合ったり…。

利害関係なく本音で語り合えた仲間が周りにいた愛知寮は、大人への確かなステップを踏む為の、人生で最も貴重な財産を作ってくれました。

次代を担う若者達にも、是非この良さを味わってもらいたいと思います。

浦部 法穂(昭和43年卒)弁護士

いまでも、用務で東京へ行ってたまに時間の余裕ができたときなど、地下鉄の茗荷谷駅にふと降り立ち、界隈をぶらぶらすることがあります。

新しく生まれ変わった愛知学生会館の前に立った時、かつての愛知寮を思い浮かべると共に、私ももう一度、気持ちを新たに前進することができると思います。

平井 健二(平成10年卒)大修館書店

県学生会館は、大学の寮などと違い、様々な大学の人間がいます。

会館の友人たちから、いろいろなキャンパスの様子を聞くことは、自分の大学生活によい刺激となっています。様々な人間と、時には協力し、時には衝突するなかで、生活するという経験は、他では得難いものです。

東京に出て来て頑張ろうという若者たちに、寮の恩恵は計り知れません。